2025.4.6
最新情報①ーヤマハレディースオープン葛城ー次戦へひとこと
2016.4.22
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
LPGAツアー第7戦『フジサンケイレディスクラシック』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)は22日、伊東市の川奈ホテルゴルフコース 富士コース(6,367ヤード/パー72)で開幕した。
66をマークし首位に立ったのは笠りつ子。2打差の2位には大山志保、上田桃子、渡邉彩香、イボミら10人が並ぶ大混戦となった。(天候:晴れ、気温20.9℃、風速1.6m/s)
「熊本の力を感じながらプレーすることができました」。熊本出身の笠りつ子が6アンダー66をマークして単独首位の好スタートを切った。朝の練習場ではギャラリーから励ましの声をかけられてうるっとくる場面もあったという笠だが、スタート後はプレーに集中することができたとこの日のプレーを振り返った。
「前日からいつもとは違う緊張感はありました。普段とは違う想いでのぞんでいるので、いつもと違った力が働いていたのかもしれませんね。熊本のことを想いながらプレーはしていましたし、同じ熊本勢が頑張っていることも楽しみです」。
熊本にいる母からは、今回の試合に限らず試合中はみんなが応援しているよという連絡が毎日送られてくるという。今回は特に頑張れとも言わず、ゴルフがあってよかったねと言って送り出してくれた。その気遣いが笠の背中を少なからず押したことは間違いないだろう。「優勝することが熊本の人達に力を与えられるとは限りませんが、勇気と元気を与えられるプレーをしたいと思います」。
熊本のことを信じ、自らも熊本の人達の期待に応えられるプレーをすることを心に誓っていた。