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2016.9.18

プレーオフを制した山城奈々が、ステップアップツアー2勝目!

 2016年LPGAステップ・アップ・ツアー第14戦『山陽新聞レディースカップ』(賞金総額2,500万円、優勝賞金450万円)の最終日が、岡山県玉野市の東児が丘マリンヒルズゴルフクラブ(6,410ヤード/パー72)で行われた。最終日は、小林咲里奈と山城奈々が通算10アンダーで並び、今季のステップアップツアー優勝者同士によるプレーオフに突入した。1ホール目でバーディーを奪った山城奈々が今季の『カストロールレディース』に続いてステップアップツアー2勝目を飾った。また、通算6アンダー、4位タイに入った石山千晶がベストルーキー賞に輝いた。(天候:曇り時々雨 気温:26.5℃ 風速:2.4m/s)

 「ラッキーの連続でした」と1番から運を味方につけた山城奈々。ティーショットが右のラフに行き、「ラフで傾斜があったので、ピンの左でいいやと思ったらいいところについてくれた」とピン手前1メートルにつけ、バーディー発進。続く2番も12メートルのバーディーパットを沈め、5番では「3打目が乗らなくて、エッジから5メートルのアプローチを58度で寄せようと思ったら入りました」と難しいラインをチップインした。「スタート時は3打差で、8番のティーで速報ボードを見たらトップと1打差だったけど、下からも鬼澤さんや加賀其さんが迫って来ていたので、ラッキーでも何でも伸ばさないとダメだ」と8番でもバーディーを奪い、通算10アンダーで首位に並び前半を折り返した。「後半はパー5でしか伸ばせないと思っていたので、無理しないでいった」とその15番パー5でカラーから3パットし、ボギーと後退したが、最終18番のパー5では、「バーディーを獲らないとプレーオフにも行けない。ピン右奥からのバンカーショットでしたが、3打目がうまくいき過ぎた」と1メートルに寄せ、このホールをバーディーとし小林に再び追いついた。

 「絶対勝つ!1回で決める!」と臨んだプレーオフ1ホール目で見事2オンに成功。3メートルのイーグルパットは外したものの、楽々バーディーを奪い優勝を決めた。この優勝でレギュラーツアー4試合と姉妹提携トーナメントの『大王製紙エリエールレディスオープン』の出場資格を獲得。「折角頂いたチャンスだし、成績を残してたくさんの方に喜んでもらいたい。ショットやパットの精度を上げて、予選通過はもちろん、10位以内を目指したい」。7月の『カストロールレディース』に優勝し、出場権を獲得したレギュラーツアー4試合ではすべて予選を通過している山城。得意のドライバーショットを武器に、再びレギュラーツアーに挑戦する。

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