2015.12.8
『心をひとつに』 東日本大震災復興支援 チャリティー金贈呈
2011年3月11日に発生した東日本大震災により、避難生活を余儀なくされている方々、また被災地以外でも不安を抱えている方々が多くいらっしゃいます。日本女子プロゴルフ協会では、被災されたすべての方々の復興を願い、“心をひとつに”というスローガンのもと、復興支援を目的としたチャリティー活動を行っています。 このスローガンには、「復興を願い、復興を信じ、心をひとつにして被災地を支援したい」という、選手、LPGA会員、スタッフの思いが込められています。
2015年度はレギュラーツアー、ステップアップツアーの選手獲得賞金の1%やチャリティー活動、LPGAへのご寄付などで集まった寄付金を特に被害の大きかった3県(岩手県、宮城県、福島県)の父母を亡くした子どもたちの育成事業などに寄付致します。
選手を代表して、TPDミーティング委員長の原江里菜とミーティング委員の菊地絵理香の2選手が岩手県庁、宮城県庁、福島県庁を訪問し、目録を贈呈しました。
これまでのチャリティー実績
◆各県からのコメント
達増 拓也 岩手県知事
「おかげ様で今年も岩手県に震災で父母を亡くした子どもたちに寄付をして頂いてありがとうございます。震災復興は今年で5年目ですが、がれきの除去等まだまだ時間とご支援が必要です。これからもご支援をよろしくお願い致します」。
三浦 秀一 宮城県副知事
「宮城県ゆかりのプロにお越しいただき、大変うれしい限りです。テレビ中継で宮城県にゆかりのあるプロが活躍するたびに喜んでおります。LPGA様にはジュニア大会など、震災前からサポートして頂きありがとうございます。頂いた貴重なお金で、子どもたちが成長するまで、しっかりと支援させて頂きます」。
畠 利行 福島県副知事
「LPGA様には震災以降、多額のご寄付を頂き、誠にありがとうございます。将来日本を代表する選手が福島から出てくる事を期待し、県でも事業を行っております。頂いた寄付金は子どもたちが将来に向かって夢を持てる事業に使いたいと思います」。
◆選手のコメント
原 江里菜 TPDミーティング委員長
「震災と直接ゆかりの無い人たちはすでにかなり復興しているように感じていると思うでしょうが、お話を聞いてまだまだこれからだと感じたので、私たちも頑張らなければいけないと思いました。私自身、高校時代3年間東北にいて、今の自分があるのも育ててもらった東北のおかげなので、子どもたちも希望や目標を持って育ってもらうよう、有効にお金を使って頂けたらと思います」。
菊地 絵理香 TPDミーティング委員
「今日お話を伺って、震災復興にはまだまだ時間がかかることを感じました。私たちもプレーやチャリティー活動を頑張って、復興支援に協力したいと思います。寄付金は子どもたちが夢や希望を持てるように使って頂ければと思います」。