2015.12.17
敢闘賞に大喜び 表純子は200試合を目指す
<写真:Getty Images>
どんな時でも、感情の起伏を表さず、丁寧に対応する表純子が、この日ばかりはワクワクドキドキ。2011年の開幕戦から、『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』などの出場資格が限定される試合も含め、175試合全試合出場を続けている。「うれしい。表彰されたのは初めてです。19年間やってきて本当に良かった、と改めて感じました」と敢闘賞受賞に満面の笑みを浮かべた。
同時に、さらなる責任を痛感。このあたりがいかにも、この人らしい律儀なところだ。「とにかく、来年も出場を続けなければなりませんね。もういっぱい、いっぱいです」とも。また、『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント』で優勝を飾った。40代のツアー優勝は5年ぶり。16日にはなでしこジャパンの澤穂希が今シーズン限りの現役引退を発表したが、「私は、まだやっていていいのかなぁ」とジョークを飛ばし、「大山志保さんから、ティーをさすことができなくなったら、私がやります。だから、記録を続けてください、と励まされた。とりあえず、200試合を目標に精いっぱい、プレーします」。レジェンドへの道を歩んでいく。
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