1. ホーム
  2. ニュース&トピックス
  3. トーナメントを支える競技委員。ルール勉強会でブラッシュアップ!

2016.2.3

トーナメントを支える競技委員。ルール勉強会でブラッシュアップ!

 競技の主役は選手だが、裏方で支えるのが競技委員という存在。競技中、選手がルールに関して困ったときに対応したり、ルール上のトラブルを未然に防ぐなど、選手が安心してプレーできるための環境づくりを行っている。

 LPGAには、現在、約20名の競技委員がいる。ツアーはオフシーズンだが、正確な裁定を行うには、日々の勉強が欠かせない。また、LPGAとしても、ツアー強化の一環として、LPGA競技委員の更なる質の向上を目指している。

 そこで、日本ゴルフ協会(JGA)規則委員会の皆様にご協力をいただき、2月2日~3日、
静岡カントリー浜岡コース(静岡県)にて、LPGA競技委員と、受講を希望したLPGA会員(レベル1合格者)を対象にR&A規則教育プログラムレベル2ルールスクールが開催された。

 このレベル2の内容は、規則の解説、レフェリーとしての技術を勉強するロールプレー、R&Aレベル2テストとなっており、とくにレフェリーに必要なゴルフ規則の知識の習得と、レフェリーの技術をR&Aの教材に基づいて学ぶ。

 競技委員の育成を担当している理事・原田香里は、「LPGAの競技委員はルールの知識向上のために日々勉強しております。今回のレベル2ルールスクールは、ブラッシュアップのために非常に有意義な時間を持てたと思っております。また、会員にとっても、ジュニアやアマチュアゴルファーにきちんとしたルールを伝えるために、得るものは多かったと思います」と、開催の意義を語った。

 また、今回受講した競技委員を代表して、井上奈都子は、「ルールは日々の勉強が大切です。特に今回は、ルールを覚えたり、確認するだけでなく、いかに正しく裁定を下すかの訓練ができました。トーナメントで
起こりうる様々な状況を想定していたので、現場で大いに役立つと感じました。スムーズな競技運営と、選手に信頼される競技委員を目指して、競技委員一同今後も努力していきます」と、講義の成果を強調した。


 来る3月の開幕に向けて、準備しているのは選手だけではない。競技委員も準備に余念がない。

このニュースをシェアする

記事検索記事検索ARCHIVE

search検索