2016.3.11
福田真未の意識改革 『許容範囲を広げた』
<Photo:Atsushi Tomura/Getty images>
ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ 土佐カントリークラブ(高知県) 1日目
感情を制御する。プロゴルファーには必要不可欠な能力だ。傍目で見ている立場ではわからないが、18ホールはとても長い。福田真未は、「今週から、自分に対しての許容範囲を広げました。チャンスが来るまでジッと待つ。決してショットなどは満足できるものではなかったけど、スコアがまとまった。良かったです」とほほ笑んだ。
私生活は「おおらか」と自己分析しているが、こと仕事のゴルフに関しては完ぺきを求める。「たとえば、コースの攻め方も、思うようにいかないと、何で?と考えすぎて、逆に悪い結果を招くことが多かった。練習でも、すればするほど悩みが増える傾向でしたね」。負の連鎖をおこさないことが、長いシーズンを乗り切る対処法だった。
今オフは充電期間をつくらず、ほとんどゴルフ場で過ごしたという。「福岡、沖縄で調整しました。変わったことといえば、その間は自炊していたので、料理をするようになったことでしょう。昔から料理は好きだったし、全く苦にならなかった。いい気分転換になりました」。ちょっとした工夫で劇的な変化を遂げるのは、ゴルフも料理も同じことだ。きっかけさえつかめば、ツアー初優勝のXデーは意外に近い。
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