連覇に向け藤田光里に気負い無し！

　LPGAツアー第7戦『フジサンケイレディスクラシック』（賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円）は22日、静岡県伊東市の川奈ホテルゴルフコース 富士コース（6,367ヤード／パー72）で開催する。前日の21日はプロアマ大会が行なわれた。

　ディフェンディングチャンピオンの藤田光里は、火曜日にコースに入り9ホールをプレー。翌水曜日も9ホールをまわり、大会連覇に向けて万全の態勢を整えている。今季はここまでの最高位が22位と物足りなさを感じる数字だが、調子自体は悪くないと表情は明るい。「今週は楽しみながらプレーできそうな感じがあります。今日のように明日からも落ち着いてプレーできればいいですね」とリラックスした表情を見せている。

　昨年は最終日を首位と3打差の3位タイでむかえ、逆転で悲願のツアー初優勝を手にした。「ここはコースが難しいですから」と気を引き締めながらも、体には良い印象がメモリーされていることは間違いない。連覇と共に今季初優勝を虎視眈々と狙っている。

　熊本の震災に関して「東日本大震災を経験したこともあって、地震はほんの少しの揺れでも怖いと感じます。被災された方は本当に大変だと思うので頑張って欲しいです」とコメント。プレーで熊本を元気づけるという強い想いを抱き大会連覇に挑む。