2016.5.7
渡邉彩香 公約の最終日、最終組を実現
<Photo:Arrow Press/Getty Images>
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 茨城ゴルフ俱楽部東コース(茨城県)3日目
今季の成長の証-渡邉彩香が力説したのは、この日の15番からの4ホール。「あす、最終組でレキシーと優勝争いするには、3つはバーディーを獲らなければいけない」。14番でボギーを叩いた直後、自らを奮い立たせた。終盤の15、17、18番できっちりと3バーディーを奪う。「開幕前から、今大会では自分で自分に期待をしていた。とにかく、第1日から最終日、最終組で優勝争いを、と思っていたからです。今までは、そういう気持ちがあっても、結果がついてこなかった。だから、やれるな、という手応えをつかんだ1日です」と振り返った。
トンプソンに5打差をつけられても、闘志を失わない。それどころか、「レキシーができたのだから、私も65を出せる。5打差を逆転することは難しいとは思うけど、最後まで絶対にあきらめない」。殻を破った大器は力を込めた。
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