原江里菜が今季初優勝に向けて視界良好

＜Photo：Atsushi Tomura/Getty Images＞

ほけんの窓口レディース　福岡カンツリー倶楽部 和白コース（福岡県）1日目

　「このコースが好きなんです」。大会初日、原江里菜が1イーグル、5バーディー、2ボギーの5アンダー67でラウンド。首位と1打差の2位と上々のスタートを切った。アップダウンがあり、グリーンに対しての距離感が難しいコースだが、原はこのコースが好きだと声を弾ませる。2013年は6位タイ、去年は12位と好成績を残しているのがその理由のひとつだが、このコースはティーインググランドに上がった瞬間に必要な球筋がイメージできるという。迷わずに第一印象でプレーできていることが良い流れを生み出した。最終ホールでは10メートル以上あるパットを決めてのバーディフィニッシュ。本人も気持ちの良い終わり方でしたと振り返る。

　また前傾を深くするパッティングスタイルはフジサンケイレディスクラシックからで、そこからの3試合で4位タイ、6位タイ、12位タイと好調なプレーが続いている。前傾を深くすることで腕の動きがスムーズになり、ストロークが良くなった。ボールを真上から見るスタイルでラインも見やすくなったと言う。今季初優勝、ツアー3勝目に向けてまさに視界良好と言える。