2016.7.20
北陸の女王・白戸由香 しなやかに連覇を目指す
2016年LPGAレジェンズツアーの公式戦『第7回LPGAレジェンズチャンピオンシップ アイザックカップ』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)が7月21日、富山県射水市・小杉カントリークラブ(6,014ヤード/パー72)で開幕する。前日の20日は指定練習日。出場120人がそれぞれ最終調整を行った。
ディフェンディングチャンピオンとして迎える今大会。白戸由香は万全の態勢を整えた。「常に試合を意識しながら調整してきた。月に1回、千葉の研修会などがあります。たとえ1日の試合でも、きっちりとスコアを出すことを心掛けてきた。レジェンズだから、そういう意識では戦えない。高い意識を持ち続ける。だって、すべての面で落ちるのは、とても速いですからね」と話している。経験をふまえ、さまざまな工夫を重ねてきた。例をあげれば、レギュラーティーでプレーをする。さらには、日々のトレーニングも怠らない。
「レギュラーツアーに出場していた時は、力だけでプレーしていたような気がする。でも、今はしなやかに動く-がテーマ。体の中で使っていない筋肉がたくさんある。そうした筋肉をすべてつかって、しなやかなスイングをつくりたい」という。意識改革を行ったのは、レギュラーツアー、レジェンズツアーにも出られない期間があったからだ。「試合に出たい。でも、出られない。だけど、ゴルフが大好き。そんな経験があったから頑張れる」。昨年の今大会は、あらゆる意味で最高の思い出になった。「お世話になっている、所属先の皆さんに優勝シーンを見ていただいた。それも涙を流してお祝いしてくださいました。ようやく恩返しができたなぁ、と思います」。
今回の開催ポスターの主役も、白戸だ。「うれしいです。今まで、自費でカレンダーをつくったことがあったけど、自分が公式ポスターになるのは、プロ冥利というものでしょうね」とうれしそうに語っている。公式戦連覇を目指し、心技体が充実している証だ。
関連ニュース & トピックス
- 2024.11.7
- 斉藤裕子V 2-2を5年ぶりに更新
- 2024.8.3
- 山本薫里が暫定首位キープ-全米シニア女子オープン 第2日
- 2024.6.21
- 24年の苦悩が結実 鈴木佳恵-圧巻の初V
- 2024.6.21
- 最新情報ーJLPGAレジェンズチャンピオンシップー次戦へひとこと
- 2024.6.20
- 鈴木佳恵が首位キープ 1差2位に佐々木