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2016.8.25

日本代表・大山志保が帰国。次なる目標は-。

 今日、日本代表選手団の解団式に出席し、他の競技の選手と共にリオデジャネイロオリンピックを締めくくった大山志保。「一瞬一瞬が最高でした。私にとっては永遠に忘れることができない時間でした」と、解団式後、今回のオリンピックを振り返った。

 オリンピック出場を目指して取り組んできたこの6年間。「この6年間が走馬灯のように蘇ってきました」と、幾度となく悩まされてきたケガやこれまでの自分に思いを馳せながら、「プレー面は残念だったけど、精一杯プレーしました。やりきりました」と胸を張った。

 今回のオリンピックで大山はたくさんの「お土産」を持ち帰ってきた。他国の選手とバッヂを交換したりするなど世界各国の選手と交流を図った。各国を代表する選手との戦いを通してお互いを讃え合う大切さを学んだ。「夢や目標を持つことが大切。強い思いがあれば道は開ける」ことも、この6年間で自ら体験した。さらに、「私はどちらかと言うと感覚派。でも、計算するゴルフも必要だと感じた」と今後目指すべき自分のプレースタイルも見つかった。そして、「日の丸が大きな力になった」と代表選手としての日の丸の大きさを強く感じた。

 これらのおみやげを胸に、大山が目指す次なる目標は-。「今日の解団式で、橋本聖子団長から人間力を高めて欲しいという言葉がありました。私もオリンピック選手としてゴルフを通して人間力を高めたい」とゴルファーとして、人として新しい境地を目指す。
さらに、4年後の東京オリンピックについて聞かれた大山は、「早く目標を決めたい」と明言は避けたものの、「閉会式を見ていたら選手として目指したい気持ちが芽生えてきました」と心の内も明かした。

 力を出し切れなかった悔しさは残った。しかし、結果以上に大きな収穫があった今回のオリンピック。新境地を目指す大山は、来週の『ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント』から国内ツアーに復帰予定。北海道から大山の新たな挑戦が始まる。


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