2016.9.7
Vの感覚がよみがえったテレサ・ルー 連覇へGO!
<Photo:David Cannon/Getty Images>
2016年LPGAツアー公式戦、49回目を迎える『日本女子プロゴルフ選手権大会 コニカミノルタ杯』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,520万円)が9月8日、北海道登別市・登別カントリー倶楽部(6,750ヤード/パー72)で開幕する。前日の7日は、プロアマトーナメントを開催。華やかなムードが漂い、女子プロ日本一決定戦は、準備が整った。
メジャーハンター、テレサ・ルーが大会連覇を目指すポイントを、「頭から湯気が出るぐらい、脳を使うこと」と話した。その上で、「ラフへボールを入れたらアウト。パー3のホールでバーディーを獲るしかない。天気や調子が良ければ1日、3か4アンダーをマークできるかも。ただ、私の目標は各日、パープレーですよ」。とはいうものの、今大会を想定し、今夏の米国遠征ではじっくりと対策を講じている。
「粘りがとても強いラフから、どういうショットをすればいいか、キャンディー・クン、ヤニ・ツェンとラウンドをしながら、質問をして、たっぷりと教わってきた。持つべきものは、友ですよ」と表情は明るい。加えて、前週、出場した台湾ツアーで怒とうの快進撃を披露。2日を終わって首位に4打のビハインドがあった。
ところが、荒天のため9ホールに短縮された最終日。イーグル発進で大いに気を良くして、終わってみれば2打差で優勝を飾っている。「ハーフ、31。気持ちが良かった。開幕戦のダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント以来、私は勝利に飢えていたんです。少しだけ、失っていた自信を取り戻した気がする」。
さらには、台湾代表として出場したリオデジャネイロオリンピックを振り返り、「ツアーで、いつもホテルへ宿泊しているから、選手村で過ごした。私もアスリート。そう、思うとうれしくなった。そういえば、レスリングの吉田沙保里さんをみましたよ。とても強い、というイメージがあったから、実際にお会いして体が小さいので驚いた。どこにあれほどのパワーがあるのでしょうか。すべてがいい勉強でしたよ」と語っている。久々のツアー復帰にもかかわらず、ルーはひと回り大きく大きくなったように感じた。
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