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2017.6.2

1st day プラスワン~大出 瑞月~

<Photo:Matt Roberts/Getty Images>

ヨネックスレディスゴルフトーナメント ヨネックスカントリークラブ(新潟県)1日目

 幸せは右小指から入り、左小指から出てしまう。そんな言い伝えがある。ということで最近、女性に大人気のアイテムがピンキーリングだ。プロ2年目の大出瑞月の左小指にもキラリ。「ずっと欲しかった。でも、インターネットなどで探すと、届くまでに2週間以上かかる。そこで中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンの後、名古屋で見つけました。どうです。かわいいでしょう」と、うれしそうな表情でみせてくれた。この日は、バーディー発進。結局、3ホールを終えて、競技がキャンセルに。「ものすごい風で、距離感が合わない。ラインが読みづらい。キャンセルで良かったと思う」と話す。

 ただ、54ホールの勝負でもドーンとこい、そんな口調でもあった。ほけんの窓口レディース1日目は、インからの最終組スタート。5ホール目の途中で競技が翌日に持ち越され、2日目は31.5ホールのロングランだったが、40位タイで終えた。困難な経験は選手を、ひと回りたくましくする。この日も、「早く帰ってもヒマだし、練習しちゃおうかなぁ」といい、居残ってパッティングやアプローチなどを精力的に行った。

 昨年末、LPGA新人戦加賀電子カップ以来、じっくりと話を聞いたが、どことなく、雰囲気が変わったような気が。ちなみに、自己PRが「いつも笑っている」と明記しただけに、印象に残った。「シーズンをフル参戦するのは、初めての体験。うれしいけど、やはり大変です。そのせいにしたくはないけど、笑顔が少なくなったかもしれない」。また、メイクを「ちょっとかえました」とも明かす。「2週前からアイラインを引くようにした。気分転換です。出かける前、メイクの乗りが悪かったら、あまり気分はよくないけど、今週はとてもいい。試合も頑張ります」と歯切れがいい。

 取材中もビッグスマイルの連続。幸せを逃さないようにストップさせる役割の、ピンキーリングが効果を発揮し始めたからだろうか。

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