2017.8.31
「続けて試合があることに感謝」井上陽子が単独首位発進
2017年度LPGAレジェンズツアー第4戦『アリナミンVカップ』(賞金総額1,500万円、優勝賞金225万円)が、宮城県仙台市の泉パークタウンゴルフ倶楽部(6,103ヤード/パー73)で開幕した。大会1日目は、70をマークした井上陽子が、3アンダーで単独首位に立った。1打差の2アンダー、2位タイに久保田有弥、西田智慧子、白戸由香。さらに1打差の5位タイグループにディフェンディングチャンピオンの鬼澤信子など4名が続いている。(天候: 晴れのち曇り 気温:21.8℃ 風速:2.6m/s)
レギュラーツアーで4勝を挙げている井上陽子が、好スタートを切った。2番で手前のバンカーから1m弱にピタッと寄せてバーディーを先行させたが、「今日はショットは悪くなかったのに、バーディーパットが入らなかった」と、その後はパーを重ねた。12番でボギーを叩いたが、15番で2m、17番、18番でも2mのバーディーパットを決め、連続バーディー奪取で初日を締めくくった。
「15番のバーディーが一番大きかったですね。先週の後半は攻め過ぎて、後半だけで4つもボギーを叩いてしまったので、今日は流れを作れるように気を付けていました。今日も12番でボギーを叩きましたが、その後に(15番で)バーディーを奪って、流れをつかむことが出来たので良かったです」。
今年からレジェンズツアーに参戦している井上。初戦のグリーンアカデミーカップでは、いきなり首位発進し優勝をつかみかけたが、惜しくも優勝を逃している。「グリーンアカデミーカップでは攻めきれなくて、先週のシブヤカップでは攻め過ぎてしまった。毎日、課題が出てきますね。でも、こうやって続けて試合があるので、課題も次の週に試合で試すことが出来る。こうやって、続けて試合があることは本当にありがたいです。明日も流れを大事にして、優勝を狙っていきます。新人ですから、思いっきりやりますよ(笑)」。レギュラーツアー、ステップアップツアーで優勝経験のある井上が、明日、3つのツアー競技制覇に挑戦する。
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