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2017.9.1

15年振りの優勝! 西田智慧子がレジェンズツアー初優勝

 2017年度LPGAレジェンズツアー第4戦『アリナミンVカップ』(賞金総額1,500万円、優勝賞金225万円)が、宮城県仙台市の泉パークタウンゴルフ倶楽部(6,103ヤード/パー73)で行われた。最終日は、71をマークした西田智慧子が、通算4アンダーでレジェンズツアー初優勝を飾った。通算3アンダーの2位に金晶秀。さらに1打差の3位タイに井上陽子とたにひろえが入った。(天候:曇りのち晴れ 気温:24.3℃ 風速:2.7m/s)

 「ビックリでした! 同組で一番ショットが悪かったので、まさか私が優勝するとは…」と驚きを隠せない表情で話し始めた西田智慧子。「(同組の)井上さんも久保田さんもショットが良かったので、誰が勝ってもおかしくなかった。今日は、難しいピン位置だったから1つ1つのショットに集中出来たのが良かったのかな。セカンドショットが良かったけど、全部ピンよりオーバー目について、セカンドショットの距離がピッタリ合ってもカップより高いところについたりしたので、合わせにいくパットが多かった。だからパーは取れたけど、1~2.5mのバーディーパットは、ほとんど入ってなかったね」と、3番でバーディーを奪った後は、終盤までパーセーブが続いた。

 迎えた最終ホール。「3打目がピタッとついたように見えたんです。ギャラリーから歓声が上がったし、久保田さんも“ピンに当たったんじゃないですか”って言っていたので。でも、行ってみたらピン上2mもあって、同組のみんながシーンって静まっちゃった(笑)。“またピンの上か”と。それまで、全然入っていなかったので、最後はキャディーさんにラインを聞きました。今日初めて、最初で最後でしたね。自分ではフックだと思ったけど、キャディーさんに“真っ直ぐです”って言われて、最初はフックだったけどスライスして入ったので、言われた通りに真っ直ぐ打って良かったです」と最終ホールでバーディーを奪い、2002年のカトキチクイーンズゴルフトーナメント以来となる15年振りの優勝を決めた。

 再来週の9月12日に誕生日を迎える西田。次戦は、9月13日から始まるレジェンズツアー公式戦・LPGAレジェンズチャンピオンシップKRYカップ。「また1つ年を取っちゃいますけど、いいバースデーウィークにしたいですね」と終始優しい笑顔でインタビューに答えてくれた西田が、次戦、レジェンズツアー2連勝と公式戦初制覇にチャレンジする。

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