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2018.1.15

2018ルーキー特集 第5回 金澤 志奈

<Photo:Masterpress/Getty Images>

2018ルーキー特集第5回は、ファイナルQT28位の金澤志奈です。

 18年のシーズン開幕を控え、1月はフィリピンで精力的に打ち込んだ。「経験が全くない。どこまで通用するか、楽しみです。もちろん、優勝を目指してプレーする。その前に、1試合でも多く予選通過しないといけません」。というのは、7試合のステップ・アップ・ツアーで初優勝、2位タイが1回あったものの、2試合出場したLPGAツアーは、ともに予選落ちを喫しているからだろう。

 「去年、後半、ショットの状態があまり良くなかった。サードQTから、しっくりこないイメージ。最も苦労したのはファイナルQTでした。内容が悪い。バーディーチャンスが少ないうえに、3パット、4パットまであった。パッティングが好きだから、ちょっとショック。でも、4日間、よく我慢したと思います」。ゴルフは8歳からスタートした。「父が趣味だったからです。実は私、習い事が全く続かない。本音をいうと、何も興味がわいてこなかった。それが、ゴルフだけは真剣」と明かす。

 中学3年から金愛淑の指導を受けるように。ますます楽しくなった。「高校時代、プロを目指そうとも思ったけど、実力がまだ…。で、金プロから進学をすすめられ」という。しかし、中央学院大を3年で中退。「3年の時、日本女子学生選手権を勝った。これなら、イケる-と感じて、プロテスト受験を決意しました。あと1年で卒業できたけど、悔いはありません」。最終プロテストも一発合格を果たす。

 「大学の3年間、たくさんの素晴らしい方と出会うことができました。1年でリーグ戦はすべて優勝できたし、試合で学ぶことがたくさん。個人でいうと、大きかったのは1Wの飛距離が20ヤード、伸びたことでしょうか」。趣味は読書といい、「私、光っているものがない。プレーはトータルで淡々とこなすタイプだと思う。もし、ギャラリーにアピールできることといえば、やっぱり好きなパッティング。ストロークやリズムなど、アマチュアが参考にしてくださるとうれしいです」と、ごくごく控えめに語った。

金澤 志奈〈かなざわ しな〉1995年7月29日生まれ 茨城県出身

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