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2018.1.24

2018ルーキー特集 第12回 立浦 葉由乃

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

2018ルーキー特集第12回は、立浦葉由乃です。

 今オフはトレーニング重視。連日、精力的に基礎体力アップにつとめる。「プロになって変わったのは、試合が多くて楽しい。たくさんの仲間との真剣勝負。負けたくはありません」と意欲的に話す。昨年のQTは、「サードからコンディションが良くなかった。ショットが乱れ、スコアをまとめるのが苦労したからです」という。

 プロテストは3度目で合格。前2回は、大学生だった。福井工大付属高2年で全日本ヒルズ国際ジュニア選手権に出場して、優勝。オーストラリア留学の奨学金を受けられることが決まった。「高校3年の1月から、留学をして一昨年の12月までヒルズインターナショナルカレッジに。帰国して、ゴルフ漬けの毎日を過ごし、テストにパスした」。クラブを握ったのは5歳だった。「父と一緒に練習場へ行ったのが、きっかけです。でも、小学校では陸上にも力を入れた。短距離を。しかし、中学まではそれほどゴルフへ熱を入れたわけではない。やっぱり、高校からですね。職業という点で考えても、プロゴルファーを目指そうとなった」と振り返る。

 さらに、「ゴルフは何年やっても、うまくはいかない。とにかく、奥が深いです。というわけで、挑戦のしがいがあるし、私にとってそれが最大の魅力」。プロ2年目のシーズンは、ステップ・アップ・ツアーが中心になる。目標を質問すると、「3勝以上して、賞金ランキング5位位内に入ります」と即答した。そうはいっても、優勝することの難しさは熟知している。17年、かねひで美やらびオープンは2位タイ。「3日間、パッティングに苦しみ、トータルで10個ぐらいのバーディーパットを外した。最終日のバックナインも緊張で自分のプレーができない。この経験と課題を今年は克服します」と誓っている。

 趣味は4歳から始めたスノーボードと、最近はジェットスキーに興味津々。「毎年、冬に必ず出かける。ケガが心配? オフはオフです。夏は親せきのおじがジェットスキーをもっているから、思い切り楽しむ」と言葉が弾んだ。座右の銘の「努力」は、「一生懸命に努力を重ねれば必ず、結果がついてきます。やはり、プロゴルファーは練習でしょう。上達したければ、たくさん練習をすることです」と、自らに言い聞かせた。

立浦 葉由乃〈たてうら はゆの〉 1996年12月9日生まれ 愛知県出身


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