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2018.1.29

日本プロゴルフ殿堂顕彰者に吉川なよ子を選出

 1月29日(月)、都内で行われた『第六回日本プロゴルフ殿堂入り発表記者会見』において吉川なよ子ら、3人が顕彰者に選出されたことが発表された。
 また、今回選出された3人の顕彰式典は、3月23日(金)14時30分よりジャパンゴルフフェア会場(パシフィコ横浜)で行われる。

 吉川は、北海道出身で中学卒業後に札幌市内で働いた後、19歳の時に皇子山CCにキャディーとして就職し、1972年、23歳でプロテストに合格。1979年の日本女子プロ東西対抗で初優勝し、その1ヶ月後には日本女子オープンをプレーオフの末に優勝。1988年には年間5勝を挙げて賞金女王に。
 1995年の再春館レディースで通算29勝目を挙げ、永久シード権獲得に王手をかけるも甲状腺の病に見舞われるなどの不運もあり、惜しくも届かなかった。
 尚、今回の顕彰者は以下の通り。

【レジェンド部門】
藤井 義将(ふじい よしまさ) 1929年7月1日~2015年2月26日 福岡県出身

【プレーヤー部門】
金井 清一(かない せいいち)1940年7月24日生まれ、77歳 新潟県出身
吉川 なよ子(よしかわ なよこ)1949年2月18日生まれ、68歳 北海道出身

吉川なよ子主な戦歴
日本女子オープン2勝(1979年、1987年)
JLPGAレディーボーデンカップ1勝(1980年)
マツダジャパンクラシック1勝(1984年)、など通算29勝

コメント
「まずは嬉しいの一言です。本当に素晴らしいご褒美をいただき、ゴルフを通じて色々な方とお会いできたこと心より感謝の気持ちでいっぱいです。私は札幌の生まれで、皇子山のゴルフ場にキャディーとして就職しました。そのうちにボールを打つことを覚え、コースが休みの日はクラブを1本持ってコースをまわったものです。
 年輪を重ね、思い出すのはかつての競技です。日本女子オープンにプレーオフで勝ったこともありますが、この期に及んで嬉しいことは、レジェンズの競技が5試合あること。この競技に出させていただけることこそ素晴らしいことです。歳を忘れ、いつまでも元気にクラブを振りたいものです。さぁ、若返って、今日も愛するゴルフのために頑張ります」

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