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2018.1.31

2018ルーキー特集 第16回 中井 美有

<Photo:Ken Ishii/Getty Images>

2018ルーキー特集第16回は、中井美有です。

 やる気がみなぎる。どこが違ったのだろう。「やっと、本当のプロになった気分がしています」と話した。これまで、TP単年登録を4年間。17年のプロテストを「最後と決めていた」という。その理由について、「年齢的に線を引くべきだと思ったから。ここまでのテストを振り返ってみると、意気込み過ぎていたと感じた。特に一昨年は、調子がすごくいい。周囲から絶対に大丈夫と…。そんなこともあって、去年のテストはいつも自分がもっているもので戦う。その覚悟で臨んだ。良かったです」。

 ゴルフは9歳から始めた。劇団に所属、活動を行う一方で、「習い事のひとつとして、坂田塾で友人と一緒にクラブを握った。よく覚えてはいないけど、まさかプロになるとは思ってもいません」と明かす。プロアスリートを数多く輩出中の、滝川二高から大阪学院大へ。ゴルフ部の3、4年時は主将をつとめた。「今のゴルフ界は、高校からプロという流れでも、私にとって進学はとても貴重な時間でした。何よりも、人間的に成長を感じることができたから。いろいろな方と知り合って、社会の上下関係などもしっかりと身につきました」。しみじみと語っている。

 交友関係が幅広くなれば、思わぬ出会いも。「一昨年のプロテストに失敗した時、どうしていいかわからなかった。藤井かすみさんがお話をきいてくださいました。ありがたかったです。たまたま知人が、藤井さんと同じマンションに住んでいた。それで、ぜひ-とお願いしました。これも縁ですね」とうれしそう。

 気分転換はスポーツ観戦だ。プロ野球開幕を心待ちにする。甲子園球場で、ストレス発散。「タイガースのファンです。個人的に誰が-というより、チームを応援している。筋金入りというより、私の場合、にわかだけど…。全身、阪神グッズで身を固めて行きます。でも、両親はジャイアンツファン」。ちなみに、オフのテーマは飛距離アップだ。1Wの「方向性は自信がある。15ヤードはのばしたい」と意欲的だ。

中井 美有〈なかい みゆ〉1991年11月5日 兵庫県出身

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