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2018.2.1

2018ルーキー特集 第17回 小滝 水音

<Photo:Masterpress/Getty Images>

2018ルーキー特集第17回は、小滝水音です。

 水音と書いて、みおと読む。姓が小滝である。この日のラウンドでも、キャディーさんから、「いいお名前ですね、といわれました」という。名前を憶えてもらうのは、プロの大事な資質。両親に感謝だろう。サラリーマンの父のすすめで、4歳からクラブを握り、7歳から、2歳年下の弟と茨城・水戸市内の練習場で行われているスクールに通い始める。

 「率直いうと最初、ゴルフはおもしろくはなかった」。というのは、それ以前から、水泳や陸上などを経験し、並行して行っていたからだろう。同期の畑岡奈紗とは、コースで会う前に、陸上の試合で出会った。「私の種目は、短距離と砲丸投げ。陸上でも、畑岡さんはすごかったですよ」。加えて、トミーアカデミーでも5年間、ともに指導を受けた。プロゴルファーを本格的に目指すようになったのは、明秀学園日立高入学を機に。「ゴルフ部がちょうどできて、私は1期生でした。出身で初めてのプロゴルファーですし、少しは恩返しができたでしょうか」と話す。

 黄金世代の一員として、プロテストは一発合格。「何だか、よくわからないうちに、合格してしまった。振り返ってみると、よけいなことを考えず、アマチュア時の試合の延長のような気持ちで臨んだことが良かったかもしれません。私は、無名ですから、黄金世代と呼ばれる中の一員でいられることが光栄です」と、常に控えめに語るところが好印象だ。18年は、ステップ・アップ・ツアー中心のローテーション。「安定した成績を残せるように。これが今年のテーマです」といい、だからオフのトレーニングへも熱が入る。寒波を吹き飛ばすように、きょうもまた、特訓だ。

小滝 水音〈こたき みお〉1998年7月7日 茨城県出身

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