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2018.2.2

2018年開幕戦に向けて競技委員も準備中

 選手ほど目立つ存在ではありませんが、トーナメント運営にとっては欠かすことのできない競技委員。フィールドで活動する競技委員も、日々自己研鑽に励んでいます。LPGA競技委員の更なる質の向上を目指し、毎年実施しているのが競技委員勉強会。本年度も1月29日(月)から31日(水)までの3日間、都内で開催しました。

 本年度はカリキュラムによって、コースセッティング担当者や協力競技委員も参加し、重点テーマである「LPGAツアー強化」、「東京オリンピック2020」に向けて結束した勉強会となりました。

 カリキュラムは昨年に続き、気象や芝管理に関する知識、救命救急講習、JGTO(一般社団法人日本ゴルフツアー機構)とのディスカッションなど多彩。「気象」では、昨年、多く発生した霧への対応方法や発生のメカニズムなどを学習。「芝管理」では、昨今の天候不順により散見される芝の病気について、特徴や対応について学びました。救命救急講習では、競技中、突発的な事故等にすぐさま対応できるように知識と技術の再確認を行い、安全管理の精度を上げました。プロツアー団体によるディスカッションでは、JGTOから、細川和彦コースセッティング・アドバイザー、加納美智雄競技委員、内海幸廣競技委員と小山和顕競技運営管理部長が出席。「コースセッティング」などをテーマに様々な質問、意見が飛び交い、「今以上に良いツアーを作りたい!」という双方の意識が高まる時間となりました。

 参加した競技委員の田中裕子は「毎年開催される年に一度の勉強会は、競技委員が一堂に会する貴重な機会です。これまでも、ゴルフ規則やマナー教育、競技委員に必要不可欠な講義を多岐にわたり受講していますが、今年は競技に特化した内容の講義を受講し、例年以上に充実した有意義な勉強会となりました。3日間の勉強会で学んだことや話し合ったことを今年の競技に活かしていきたいと思います」と1ヶ月後に迫った開幕に向けて競技委員も準備万端です。

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