2018.2.5
『LPGAジュニアゴルフコーチサミット』開催
日本女子プロゴルフ協会では、15年以上にわたりジュニアに特化した指導者の育成に取り組んでいます。LPGA独自の資格をもつジュニアゴルフコーチが全国から集結し、指導スキルを研鑽するジュニアゴルフコーチサミットを2月1日からの2日間、都内で開催しました。
日ごろの指導現場での成功例を発表する「上達に効果のあった練習法」のプレゼンテーションでは、正しいバックスイングをするためのティッシュの箱を使った練習法、どっしりしたアドレスをとるためのゴムバンドを取り入れた練習法、野球のようにボールを手で投げて、ゴルフスイングのタイミングを覚える練習法等、ジュニア指導者ならではの子どもに分かりやすいユニークな指導法の発表がありました。
そして、数多くのプロゴルファーのコーチとして活躍するだけでなく、2017年から東京大学のゴルフ部の監督に就任した井上透氏の講義では、技術指導の面だけでなく、韓国のジュニアゴルフ事情から見る育成方法のあり方やジュニア期における指導者の役割など多角的にジュニア指導について考えました。さらには、トラックマン、パットラボ、Dプレーン理論など、ジュニアにおいてもデータを活用したゴルフ指導の重要性を学びました。
「今はお医者さんも最新の医療機器を使いこなさなければ患者さんを助けられない。私たちも同じ。最新機器を使って教える時代になった。もっと深く勉強しなければ」と、ジュニア指導者たちもIT指導の必要性を実感しました。集まったジュニアゴルフコーチにとっては、今後の指導に大きなヒントを得た2日間となったようです。
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