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2018.2.24

2年連続女王宣言! 鈴木愛、羽田空港で猛アピール 

 2年連続のタイトルへ、鈴木愛がテイクオフ。24日から、東京・羽田空港第2旅客ターミナルでスタートした『~Flight to Victory~ 2018 日本女子プロゴルフツアー2018年シーズン開幕イベント in 羽田』で、この日は開幕式、スペシャルトークショーが行われた。会場の5階フライトデッキトーキョーは、早朝からファンが足を運び、立見が出るほどの大盛況。お目当ては、2017年の賞金女王、LPGAメルセデス最優秀選手賞に輝いた鈴木愛だった。

 冒頭から、「私は去年までと全く変わっていません。でも、今年は皆さんに期待していただけるプレッシャーを全身で感じている。とにかく、ふがいない成績にはならないようにしたい。だから、オフはとても短かったけど、一生懸命に練習をしてきた。タイトルは渡しません」と力強く宣言。大きな拍手が巻き起こった。

 17日、3週間の米国アリゾナ州合宿から帰国すると、すぐさま自身が「プロゴルファーの原点」という、兵庫・美奈木ゴルフ倶楽部へ足を運ぶ。同コースは、プロテスト合格と、14年の日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯を制した。ここ3シーズン、開幕直前の仕上げは「ここから、と決めている」という。とはいえ、肝心の状態はどうなのか。「帰国して2回、風邪をひいた」そうだが、「とてもいい感じです。特に、アプローチが上達したと思う。去年まで、アメリカでは、ショットを中心に練習したけど、今年はアプローチ。合宿期間を1週間のばし、徹底的にやってきました」と話した。

 さらに、「よく、皆さんからは、パッティングの鈴木愛といわれるけど、誰もショットのことはいってくれない。パッティングだけではないことを証明したい。きょういらしてくれた皆さん、ぜひ、ショットも見てください」と猛アピールを。これには、LPGA会長・小林浩美も納得顔で、「調子がいい時の鈴木さんの1Wは、10ヤードの幅できっちりと狙っていけます。とにかく、平均点が高い。どうぞ、コースへ足をいただき、じっくりとナマで見ていただきたい」と後押しする。

 いずれにせよ、わずか約3カ間の間で、鈴木は技術、精神力が急上昇。タイトルは人を育てる。イベントへ同席したLPGA相談役・樋口久子からも、「技術の裏付けがなければ、長いシーズンは戦えない。鈴木さんは、今年も期待できます」とエールを送られた。トークショーが終わると、いざ、沖縄へ。何とも贅沢な壮行会となった。


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