2018.6.6
大山志保 予想外、Vの大反響に驚いた
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)
Vの衝撃がいまだに続く。前週のヨネックスレディスゴルフトーナメントで、2年ぶりの復活優勝を遂げた大山志保は、「これまでで一番、反響が大きかった。賞金女王の時よりも大きい気がする。皆さん、うれしくて一緒に泣いたなど、たくさんの祝福をいただきました。でも、私はいまだに実感がない」と不思議な感覚を語る。
というのは、「達成感がありません。唯一、神ってると思ったのはパッティングでした。あれだけ悩んでいたことがうそのよう。アイアンショットの切れ味がいまひとつだったし、フェアウェイキープ率、パーオン率も低かった。これはもう、見えない力が働いたのかもしれません。ギャラリーの皆さんと一緒になって、それで優勝できた。だから、ホッとしたなど、そんな気持ちはないですよ」。きょうも、祝福の嵐に笑顔でこたえていた。
心配は、日々の天候である。「温度が下がると、首の痛みがちょっと気になります。それから、雨も…。きょうは、飛距離が出なかった。ただ、試合になれば気合が入るし、そこは大丈夫。とにかく、体調に気をつけて、精いっぱいのプレーをします」と話した。また、「私には、誰にも話していない目標があります。だから、頑張ることができる」。精神面の充実がすごい。ギャラリーをわかせる術はナンバーワン。今大会も注目の1人である。
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