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2018.9.30

菊地絵理香、脱帽 『スキがなかった』

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

日本女子オープンゴルフ選手権 千葉カントリークラブ 野田コース(千葉県)最終日

 シルバーコレクター返上を期した菊地絵理香は、2バーディー、2ボギーの72。今年も優勝には手が届かなかった。「悔しいけど、優勝したユソヨンさんは、最初から最後までスキがない。ミスショットがひとつもなかったと感じるぐらい、安定したプレーをしていました」と、完敗を認める。

 2015年大会では同組でラウンド。当時との違いを、「ショット力がものすごく上がっていた。おまけに、飛距離も伸びている。アイアンショットでは音がとにかくいい。本当に、本当に脱帽です。5打差をつけられたけど、もっと差をつけられると感じるほど、彼女のプレーは安定していた」。サバサバした様子だった。

 とはいえ、このまま黙って手をこまねいているわけにはいかない。「もっと、私がレベルをあげなければいけません。勝てないということは、まだまだ課題がたくさんということだし、その中でもショット力をあげることが一番でしょう。今日のプレーではっきりとわかった」と自身へ活を入れるかのごとく語っている。その上で、「私の方が先にスキを見せてしまった。1番のバーディーチャンスをはずし、2番でボギーを打ったことが残念」。

 勝負は時の運といわれるが、仮に菊地が1番でバーディーを決めていたら、流れは違ったかもしれない。残り試合の奮起を、乞うご期待。

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