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2018.11.30

堅実を証明 三浦桃香、19年への布石 

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

LPGAファイナルクォリファイングトーナメント 東急グランドオークゴルフクラブ

 三浦桃香のひとことが、実にしゃれていた。「皆さん、沖縄で会いましょう」。6位でフィニッシュし来季、第1回リランキングまでの出場権を獲得した。しかし、最終日も苦しいプレーが−。

 「とりあえず、良かったです。2番でボギー。それも3パットです。下手でした。ビックリ。だから、4番、4メートルのバーディーが決まって、すごくうれしかった」と振り返り、さらに続く。「7番はパーでした。でも、第1打を思い切り左へ曲げ、第2打がレイアップ。ただ、残り100ヤードの第3打をミスして、パーパットが10メートルも…。それを決めることができた。とにかく、途中からはグリーンへ乗せることを優先してボギーを叩かないゴルフをした」とため息をついた。

 一方で、体調がすぐれなかったことも明かす。「ブヨに刺され、リンパ腺まで腫れた。お風呂へ入った時、耳の下をさわったらゴルフボール半分ぐらい、耳の下がふくらんでいました。頭痛がして、微熱も。疲れているんでしょうね。ブヨでリンパ腺が腫れることはなかったから。休みたい」。

 そして、シーズンを振り返る。「8月まではすごく早く感じたけど、それ以降が本当に長かったです。おまけに、休みなしでゴルフをしたから、苦しかった。予選落ちのイメージが脳にこびりついて、練習をしていてもすごく悲しい気持ちのままでした。だから、ホッとしている。来年、またツアーへ出場できますからね」。とはいえ、2018年の忍耐はこれからの財産になることもアピールした。

 「スイングが良くなったと思います。安定している。ボギーを打たないゴルフをするため、取り組んできた結果です。QTで活かせた。今回の成績は19年、頑張れのエールだととらえている。来年は予選落ちを減らします。また、練習です」と締めた。オフは長いようで短い。


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