2010.9.17
マンシングウェアレディース東海クラシック 第1日目
2010年度LPGAツアー第24戦『マンシングウェアレディース東海クラシック』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の初日が愛知県知多郡の南愛知カントリークラブ・美浜コース(6,413Yards,Par72)で開催された。
天候:晴れ、気温:27.7℃、風速:5m。風が強い難コンディションにも関わらず、バーディー合戦となった初日。アンダーパーが33人となるなか、米山みどりと前年覇者の横峯さくらが6アンダーをマークして首位に立った。1打差の3位タイには甲田良美、宋ボベ(韓国)、金ナリ(韓国)の3人が続いている。
この日首位に立ったのは、プロ入り以来、11年連続でシード権を獲得し続けている米山みどり。今季は8月までトップ10入りが無く、苦しい試合が続いていたが、この日は「OBの手前からアプローチして5mが入ったり、悪い方悪い方に行かなくて、後半流れが良くなって来ました」と不調のショットとは逆にパッティングが絶好調。「これだけパットが入ってくれると、こんなに楽にできる、と言う感じ。地元なので体調も楽ですし、色々な方が声を掛けてくれるので良いですね」と地元の応援を背に、復調のキッカケを掴みたいところだ。
同じく首位に立ったのは、今季2度目の首位発進となった横峯。前週の公式戦ではパッティングに最後まで苦しめられ、ショックを隠しきれなかったが「今日は90点の出来。もうちょっといけたかな」と復調気配。昨年も賞金女王が絶望と思われた位置から、この大会の優勝を皮切りに快進撃を見せ、見事女王に輝いた。「このコースは優勝するまでは苦手でした。でも去年優勝したことで、苦手意識は無くなりました」とコースとの相性も良いようだ。「先週の試合では自分のプレーに悔しい思いをしたので、しっかり調整して、今週こそという気持ちです。今日はパットを打ち切れずに外すことが多かったですが、(プレー後の)パット練習でハンドファーストに構えたらテークバックが安定しました。明日はバーディー合戦になるんだろうなぁ、という感じですね」。ホステスプロとして迎えたこの大会で、再び浮上のキッカケを掴む為には、やはりパッティングが鍵を握りそうだ。
3位タイ 甲田良美
「今日はショットの調子が良かったですね。5番で1mのバーディーパットを外してしまい…。どうせ入らないなら早く打っちゃえと。そうしたら入るようになりました。(次の2勝目は?)2勝目は大変だと思いますが、目指さないと成績は出ないので、目指して頑張りたいと思います。(先週藤田選手が優勝しましたが)同じ所属先、同じ栃木出身で“私は休んでしまうけど、『TOSHIN』で2週連続行こう!テレビ見てますね!”とメールをもらって刺激を受けました」。
3位タイ 宋ボベ
「今日は風が強かったので、距離を合わせるのが難しかったです。でも、自分がバーディーを獲ったホールは、パターもショットも良かったです。優勝はしたいと思って出来るものではないと思います。自分のプレーをあと2日間して、それでいい結果になったら嬉しいです」。
3位タイ 金ナリ
「今日は全ホールでパーオン出来ました。パー5でいいバーディーを獲ることが出来ました。2オン、2パットのバーディーが2回です。明日もフェアウェイキープをしていければ、いいスコアがついてきてくれると思います。今は調子がいいので、勝てるチャンスだと思うし、勝てると自信を持っています」。
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