2019.6.26
服部道子が導く TOKYO 2020 金メダルへの道
6月26日、都内で、『東京2020 ゴルフ競技日本代表女子コーチ就任発表記者会見』が開催された。1998年のLPGAツアー賞金女王、ツアー通算18勝の服部道子が、同コーチを務めることが正式に決定し、就任の挨拶を行った。「身の引き締まる気持ちでいっぱいです。コーチは初めての経験で、分からないことは丸山ヘッドコーチからアドバイスを聞けると思う。選手のパフォーマンスが最大限に発揮できるように、コミュニケーションをとって、プレーしやすい環境をつくっていきたい」と抱負を話した。
会見では、JGAオリンピックゴルフ競技対策本部長・永田圭司、強化委員会委員長・倉本昌弘(PGA会長)、同副委員長・小林浩美(LPGA会長)、男子コーチの丸山茂樹が登壇。同副委員長・小林は「服部さんに決まって、本当に嬉しく、頼もしく思います。日米の実績は抜群で、英語も堪能です。その実績と知見をガンガン活かして、日本チームをメダルに導いていただきたい」と力強くエールを送った。
服部は8月の霞ヶ関カンツリー倶楽部での開催について「日本の選手には地の利がある。誰が代表に選ばれたとしても、メダルへの期待は大きいです。逆に海外の選手は日本の高温多湿の環境は苦手かもしれない」と語った。さらに、「これからトーナメント会場にも足を運び、選手が気持ちよく、何でも話せる関係になって距離を縮めていければいいと思う。雑用でも、何でも、使ってほしいです。私自身も霞ヶ関CCを何度かラウンドして、自分の足で体験すれば、メダルに何が必要なのかが見えてくると思う」と意欲を示した。