2019.11.5
安田祐香 独特のムードに困惑
<Photo:Ken Ishii/Getty Images>
2019年度『LPGA最終プロテスト』が5日、岡山県笠岡市・JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(6,398ヤード/パー72)で開幕した。首位は4アンダー、フィリピン出身のプリンセス・スペラル。1打差の2位で鬼塚貴理、イソルラ、澤田知佳ら6人が続く。競技は4日間、72ホールストロークプレーで行われ、上位20位タイまでが合格。
(天候:晴れ 気温:17.3℃ 風速:1.6m/s)
独特の雰囲気に安田祐香の気持ちも穏やかではなかった。「バーディーを獲っても、シーンとしている。何か、違うな…」と漏らす。LPGAツアーでは、バーディーを獲るたびに大歓声が上がる。が、今回は関係者が会場にはいるが、コース内には一切、立ち入りが許されていない。毎回、無観客の環境でテストが行われているためだ。「私は、ギャラリーさんがいた方が、頑張れる」とこぼしたのも無理はない。
それでも、4バーディー、2ボギー。2アンダーでまとめた。8位タイで第1日を終えている。「難しいコースだけど、いいスタートが切れた」。胸をなでおろす。そして、「風の読み、グリーンのアンジュレーションがきつい」と印象を語っている。
ツアーでは、当然のように予選を通過、優勝争いも展開する。アマチュアながら、知名度は全国区といっても過言ではない。「緊張感が違います。必ず合格したい。いつも通りのプレーを心がけます」と誓っている。2000年、ミレニアム世代のトップランナーはスッと背筋を伸ばし、一礼した。
(メディア管理部・鈴木 孝之)
関連ニュース & トピックス
- 2024.11.23
- 最新情報②ーJLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップー明日へひとこと
- 2022.4.22
- 最新情報ーフジサンケイレディスー明日へひとこと
- 2021.6.26
- 新会員 誓いのことば
- 2021.6.25
- 佐久間朱莉 圧巻のトップ合格
- 2021.6.25
- プロテスト合格 よろこびの声