2020.4.6
JLPGAスペシャルレッスン 第2回 馬場由美子③
<Photo:Atsushi Tomura/Getty images>
JLPGAが楽しく、わかりやすいプレースタイルをお届けいたします。第2回の講師は、馬場由美子。JLPGAトーナメントプレーヤーで、ティーチングプロ資格A級を取得しました。また、早稲田大学人間科学部に在学中。エネルギッシュな毎日を送っています。
アドレスがスイングを変える③
前回までのレッスンではボール位置、スタンスの方向が、スイングに多大な影響を及ぼすことを説明しました。コースでは練習場と違い、ターゲットを狙うためのラインや、マットがありません。日頃のレッスンでも、正しいアドレスをするためには? という質問が多く寄せられます。そこで今回はプロが実践する、簡単な方法をご提案。難しいことは何ひとつありません。
《ターゲットに対するスタンスの取り方》
クラブフェースを最初にターゲットへ合わせると足、腰、肩のラインが平行で構えやすくなる。ボール位置も、左寄りに置けるようになります。対照的に、足や肩から先に合わせてしまうと右を向きやすくなってしまう。まずは、プロになった気分で実践してみましょう。
《写真.スタンスの取り方の手順》
1.クラブフェースを目標へ直角に合わせ、左足かかとへボールをセット。後方から確認して、ボールの先に目印を決めておくと合わせやすいことがポイントです。
2.右足を使用クラブの番手に応じて広げる
3.アドレス完成
いかがですか。第2回スペシャルレッスンは、3回にわたりアドレスをテーマにお伝えしました。先日、70歳を過ぎたお客様からベストスコアが出たと、うれしいニュースが届きました。次の目標は、エージシュート。ゴルフは生涯スポーツです。いつ始めても、決して遅くはありません。現在、未体験の方も、クラブを握ってくだされば、必ず人生が豊かになるでしょう。より多くの方に、ゴルフの魅力を伝えていきたいと日々、新鮮な気持ちで取り組んでまいります。
<Photo:Matt Roberts /Getty images>
ばば・ゆみこ 1984年8月22日 福岡県八女市出身
3人兄妹の末っ子。父の勧めで7歳からゴルフをスタート、20歳でプロテストに合格。2005年、プロデビュー戦のステップ・アップ・ツアー、ヴァーナルカップ優勝。ツアーへ参戦しながら指導者としての知識も深めたいと、ティーチングプロ資格A級を取得した。現在は早稲田大学人間科学部に在学。併せて指導を行っている。小淵沢カントリークラブ所属。趣味は宝塚歌劇(月組)鑑賞。
レッスンのお問い合わせ:小淵沢カントリークラブ
取材協力:OTTO CITTA
構成=ティーチング事業部:森谷 清
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