2020.4.10
JLPGAスペシャルレッスン 第3回 石合文子①
JLPGAが楽しく、わかりやすいプレースタイルの今をお届けいたします。第3回の講師はJLPGA会員1期生・石合文子。ゴルフスクール運営を日本で最初に確立させたパイオニアです。指導するのは、ジュニアからシニアは当然。ドライビングレンジ、コースレッスンまで様々なスクールビジネスをプロデュースしています。延べ100万人以上のゴルファーを指導した、JLPGAレッスン界のレジェンドともいえる存在。ワン・ミリオンのメソッドは、なるほどの連発でした。
自宅でできる飛距離アップ①
私のスクールでは初心者から上級者まで、理解しやすいよう、ドリル、練習器具を数多く取り入れています。生徒さんにはプロを目指す小学5年生から、最高齢は92歳。40年間、レッスンに通ってくださる方もいらっしゃる。生涯スポーツとしての幸せを実感しながら、楽しいゴルフライフをサポートいたします。
ゴルフは基本が大切。実際にボールを打つことはもちろん、重要なことでも、クラブを持たない。家の中でも簡単にできるドリルをマスターしましょう。毎日、続けることで飛距離が30ヤード以上、アップした方もおいでになる。スイングを体で覚えることは、とても難しい。それだけに、筋肉に動きを記憶させ、繰り返し実践することは上達にかかせない近道といえるでしょう。
《ショルダーターンドリル》
肩の捻転力をアップして体重移動をマスターします。タオルを1枚準備してください。
(写真)
1.タオルの両端を持つ。足を肩幅にひらき、股関節から腰を曲げて前傾姿勢をとる。目印にボールの位置を決める。ここではクラブを置きます。
2.肩の上でタオルをピンと張る。重心を土踏まずからつま先寄りにかける。
3.右肩を真うしろにひねり、トップの形をつくる。左ひじとタオルの間からボールが見えるかを確認するのがポイント。
(写真)
4.ダウンスイングは足腰の動きにつられて、両腕と上半身が回転。
5.右肩があごの下に回り、タオルと右ひじの間からボールが見えるのを確認します。
6.右肩があごを押し上げてフィニッシュ。右足の裏は地面と垂直に上がり、おへそが目標を向く。
※1でアドレス。2でバックスイング。3でフィニッシュ。ゆっくり3拍子のリズムで、繰り返し練習しましょう。
次回は両腕のローテーションを身につけるドリルを解説いたします。
=つづく
いしあい・ふみこ 1947年4月24日生まれ、山梨県都留市出身。
学生時代はソフトボール選手として活躍。その後、ゴルフへ転向し20歳でJLPGA会員1期生として入会。選手として活躍する一方で、普及拡大へ尽力する。ゴルフスクール運営に着手した。日本で初めてスクールビジネスを確立させ、94年JLPGA公認のゴルフスクールが誕生。2001年「日本プロスポーツ功労賞」、12年「JLPGAアワードゴルフビジネス賞」を受賞する。動の趣味はフィットネスクラブで、レスミルズプログラムのボディパンプ、初動負荷トレーニングを実践。静は、ガーデニングを日々、行う。ティーチングプロフェッショナル資格A級。
レッスンのお問い合わせ:JLPGAゴルフスクール ロッテ葛西校・メトログリーン東陽町校
取材協力:ロッテ葛西ゴルフ
構成=ティーチング事業部:森谷 清
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