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2020.5.11

藤野オリエ、史上最大11打差逆転V-プレイバック 2002年

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は今年、創立53年目を迎えました。これまでの歴史の側面をご紹介します。今回は2000年から2009年までの10年間を振り返ります。

 JLPGAツアーに奇跡的な記録が誕生。廣済堂レディスゴルフカップ最終日、首位の木村敏美から11打差、17位タイでスタートした藤野オリエが66をマーク。通算4アンダーでホールアウトし、最終組の勝負を見守る。その時点では、木村が2打差で首位を守っていたが16、17番で連続ボギー。勝負はプレーオフへ持ち込まれた。PO2ホール目で、藤野がバーディーを決める。奇跡とも思える逆転劇だった。

 従来の記録、8打差を大きく更新する最多差逆転。当時、他のツアーでは、国内男子が9打差。米男女、欧州男子が10打差で最多差逆転記録。

 また、この試合の2週前に行われたヴァーナルレディースでも新記録が誕生している。久保樹乃、木村敏美、山崎礼奈の3人が通算3アンダーでホールアウト、プレーオフへ突入した。1ホール目で山崎が脱落。7ホール目に木村がボギーとし、1時間55分にわたる大激戦を久保が制した。1988年ツアー制度施行後、最長プレーオフの記録を更新。

【賞金ランキング】
1位 不動 裕理  ¥95,690,917
2位 藤井 かすみ ¥82,647,102
3位 高 又順   ¥73,082,748
4位 木村 敏美  ¥64,977,460
5位 藤野 オリエ ¥51,877,305

【社会のできごと】
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