シード選手のいま ー 原英莉花

＜Photo:Atsushi Tomura/Getty images＞

　新型コロナウイルス感染症の影響で、JLPGAツアーは3月の開幕戦から大会中止が相次いでいる。1日も早い開幕を待ち望んでいるのは各選手同様だろう。シード選手の現在は－。原英莉花へ近況を聞いた。

――どのような練習やトレーニングを。
　「ラウンドを中心に練習している。他では、ダンベルやチューブを使った筋トレや、体幹トレーニングに力を入れています。また、サッカーの長友選手のヨガの本に興味を覚えた。ヨガへチャレンジしている。なかなか難しい。呼吸をしっかりと意識しながら、ポージングしている」

――おすすめの練習方法は。
　「鏡を見ながら素振りすることです。素振りはスピードを出してやると、振る筋力を鍛えられます。また、鏡で体の動きをチェックすることも大事。好きな選手の動画と、比較することができる。ただ、家の中でゴルフクラブを振るのは、ちょっと危ない。そんな時は野球のバットなど、短いものを使うといいです。私も野球のバットを愛用している」

――在宅時はどんな工夫を。
　「料理をするようになった。ランチでは、素麺がお気に入り。その他、ハンバーグやパスタなどをつくる。また、今年は自宅で過ごす時間が長い。部屋の模様替えをしたらどうなるかなぁ－とよく考える。雑誌などで家具を見ながら、ああしよう、こうしようとイメージしています」

――ファンへメッセージを。
　「大変な状況が続いています。早く収束する事を願いながら、今できる事を1人1人が考え行動すれば、必ず笑顔が待っていると思います！！皆様の前でプレーできる事を願い、日々ベストを尽くして参ります。笑顔でお会いしましょう！！」