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2020.5.19

シード選手のいま ー 申ジエ

<Photo:Atsushi Tomura/Getty images>

 新型コロナウイルス感染症の影響で、JLPGAツアーは3月の開幕戦から大会中止が相次いでいる。1日も早い開幕を待ち望んでいるのは各選手同様だろう。シード選手の現在は-。申ジエへ近況を聞いた。

――どのような練習やトレーニングを。
 「練習場でボールを打つ。トレーニングは、体力づくりと身体全体のバランス練習を3時間やっています。練習場ではコースの感覚を忘れがち。今までゲームの中で良かったショットを思い出しながら、試合感覚を失わない様にイメージトレーニングしている。最近では、韓国の後輩たちとラウンドすることが多い。彼女たちの果敢なショット、自信にみちあふれた姿に影響を受けている。ゲームを重要視していた自分のゴルフを見直しながら、練習の毎日です」

――おすすめの練習方法。
 「私のインスタグラムにもアップしました。ゴルフスイングを、スローモーションで再現できる様にする。スローモーションにすることで理解が深まる。使っている筋肉を感じながら行うことがポイント」

――在宅時の過ごし方。
 「自宅には、トレーニングジムの様に、色々な器具を取り揃えている。そういったものを使用してのトレーニングです。また、愛犬のライムと一緒に過ごし、ドローイン(ペンで書く絵)で気分転換を。また、シーズン中には行き届かない、スキンケアの集中管理をしている。それから、料理も。得意なものは、キムチチム。キムチの中に肉や魚を入れ、煮こみます。これは、火加減が大切。目が離せません」

――実践している新型コロナウイルス感染予防対策。
 「マスクの着用。消毒スプレーを必ず、持ち歩く。それから、握手よりも、頭を下げる挨拶をする。免疫性が高まる様に、よく食べて、たくさん睡眠をとっています」

――最近、購入したものは。
 「買ったものがたくさん。特に苦労したのは、チーズが入っているトッポキ(米で作ったお餅)です。直ぐに売り切れになるため、注文が完了するまでに3日かかった」

――ファンへメッセージを。
 「現代社会の時間の流れは速く、時間の速さに流されて来ました。毎日を忙しく生きてきて、忘れてしまった大切なものを今、思い出している。世界の多くの人たちが自粛生活に追い込まれていますけど、こんな時だから、人間本来の生き方を見直すことができる。人に対して気を配り、正常な状態に一日も早く戻せるように、忍耐力をもって我慢しましょう。早く、皆さんの前でプレーがしたいです」

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