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2021.3.18

原英莉花 2連勝の九州で開花宣言を

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント 鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島県)

 長いシーズンを戦うプロにとって用具選びは、より慎重を期す。原英莉花は4月1日に開幕するANAインスピレーション出場が決定。アイアンを入れ替えるなど、試行錯誤を続けている。  

 「元々、オフの時にホットメタルを削ったバージョンを(メーカーに)お願いし、開幕の2週間前に届いた。それに合わせるシャフトがなくて使えなかった」という。さらに、「昨年の全米女子オープンに出て、芝への対応が難しい。感触などを念頭においてクラブ調整をしています」と説明した。万全の体制で臨んだ昨年の全米女子オープン。第1日は12オーバー、154位タイ発進で大きく遅れをとっている。「戸惑いました。とても良いコンディションにもかかわらず、ボールの飛びが違う。それから、クラブを振り抜く感覚などがも違う」という経験から、細心の注意をはらっている。

 前週、明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント第2日、体調不良で途中棄権したが、「もう問題ありません」と復調をアピール。この日は、鹿児島高牧カントリークラブ攻略へ気持ちを集中した。「ドッグレッグが多い。ティーショットが難しい。それから、グリーンも」と気を引き締めている。さらに、自身のこだわり、1Wも、「4回ぐらい持つか、どうか…。使いたくても木がじゃまになったりする。3Wや5W、UTの第1打が多い。第2打は、安全にフェアウエイからです」と話した。

 とはいえ、九州とは相性が抜群だ。昨年、日本女子オープンゴルフ選手権(福岡)、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(宮崎)と、2連勝を飾っている。2度あることは3度-。自身のスタイルに新境地を見出そうと必死だ。

(メディア管理部・鈴木 孝之)

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