2021.4.8
申ジエ 連覇へ万全をアピール
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース(兵庫県)
大会連覇へ向け、申ジエがプロアマ大会で、入念にコースチェック。16年から2T→2T→11T→優勝と、抜群の相性を誇っている。「このコースは砲台グリーンが多い。第2打からグリーン面が見えないホールが多い。コースを脳裏に刻み、イメージすることが大切。それが、ここでは良くできている」と語った。当然ながら、些細な変化も見逃さない。
「グリーンが、きのうよりもちょっと、固くなってきた。いい天候が続けば、要注意でしょう。イメージやコースマネージメントが少し変わってくる可能性があります」と備えをかためた。第1日は勝みなみ、山下美夢有とのペアリングだ。「最近、勝(みなみ)さんが飛ぶようになったという話をしている。努力を重ねているのでしょうね。素晴らしいことだと思います。飛距離が出れば、短いクラブでピンへ寄せることができる。有利でしょう。前週、いいプレーをしている山下選手も、どんなプレーをするか、本当に楽しみです」。ライバルたちにエールを送り、自身の刺激に変える。長く第一線で戦う重要なファクターだ。
とはいえ、そんな客観的な見方ができるのは、自身の調子がいい証拠だろう。今年3戦目を前に、「試合勘が良くなった。ショットの調子もまずまず。最近、トレーニングがハードだから、ちょっと筋肉痛が残っていますけどね」と余裕の表情。ディフェンディングチャンピオンは万全だ。
(メディア管理部・鈴木 孝之)
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