2021.4.11
プロ100戦目 小祝さくらPOで2位
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース(兵庫県)最終日
勝ちたかった。感情をあまり表さない小祝さくらが、「悔しい」の4文字を絞りだす。プレーオフ進出は、18年のゴルフ5レディス以来、2度目だ。「はやく、もう1度、プレーオフをしたかった。プレーオフで負けることは、すごく悔しい。きょうは、あの時のリベンジのつもりで臨んだ」という。
PO、2ホール目。3Wの第1打はフェアウエイをキープした。第2打は6Iを選択。このワンショットにかける。しかし、打球はグリーン手前のバンカーへ。肝心なところで「ミスショットでした」と振り返っている。
今大会はプロ通算100試合の節目。そして、15日は誕生日を控えている。それだけに、勝利で22歳を締めくくりたかったに違いない。「長い1日。後半はちょっとおなかがすいたけど、集中していたら忘れました。この悔しさを忘れずにあすから、練習をして次のプレーオフでは必ず-」と誓った。
さらに、23歳を目前にして、「プロになって、1年が過ぎるのがすごく早い。心から大事に過ごしたいと思います。今、プレーをすることがすごく楽しい。最近、いつも思っています。とにもかくにも、今年はいい1年にしたい」。シーズンを通しての目標である、賞金女王へ少し前進した。
「この結果をムダにはしません。次週からはパッティングです」と重ねて、新たなテーマを心へ刻んでいる。
(メディア管理部・宮崎 善秀)
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