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2021.5.4

小祝さくら 修正オッケーで上昇急

 JLPGA ツアー2020-21シーズン公式競技『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』が5月6日、茨城県つくばみらい市・茨城ゴルフ倶楽部 東コース(6,630ヤード/パー72)で開幕する。五月晴れの4日は絶好のコンディション。指定練習日のこの日は各選手がリラックスしながらも、入念に調整する姿が目についた。また、公式会見も行われている。

 賞金ランキング1位を快走する小祝さくら。目標を賞金女王に定め、何度も公の場で公言した。退路を断ってプライドをかける様は、昨年とは違った迫力がある。大崩れしない安定感が特性のひとつ。それだけに今大会の優勝賞金2,400万円は、タイトルへ近づくポイントになる。公式競技の重みを全身で感じたのは2020年。日本女子オープンで原英莉花とデットヒートを演じてからだ。しかし2位と、あとひと押しがたりなかった。

 「終わってみたら2位。少し時間が経ってから、惜しかったなぁ、と感じるようになった。あの時からです。本気で公式競技で優勝したいと思いました」と振り返っている。一方で、100試合連続出場を記録し、今回は101試合を迎える。調子の波が少ないのは抜群の修正力の賜物だろう。前週、強風に翻弄され、「ショットが荒れていた」そうだ。しかし、「きのう、しっかりとスイングを調整した。パナソニック最終日は風がすごい。知らない内に、上体に力が入った。下半身重視のスイングに変えたら、きょうはいい感じです」と笑顔を浮かべた。

 さらに、練習ラウンドはコースのチェックに余念がない。「素晴らしいコンディションです。グリーンが速い。とても、難しい。また、ラフに入ると木がジャマをしてグリーンは狙えません。ティーショットはとにかく集中しないといけない。第2打もピンポイントでいかないと…。メジャーだなぁと思いました」。しみじみと語っている。72ホールの全集中は、タイトル獲得へ避けては通れない。

(メディア管理部・中山 亜子)

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