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2021.5.20

大里桃子はミス・メイ 快眠が好調を支える

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGA ツアー2020-21シーズン第26戦『中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)が5月21日、愛知県豊田市・中京ゴルフ倶楽部石野コース(6,486 Yards/Par 72)で開幕する。20日は指定練習日。また、公式会見が行われた。

 ミス・メイとでもいってしまおうか。5月は大里桃子である。前週、3年ぶりのJLPGAツアー2勝目を飾った。2位→2位→優勝に続いて、今大会はいったいどんな成績を残すのだろうか。興味がつきない。「2日間、休んできのうから練習を再開。ショットがうまくクラブへ当たるか、ちょっと心配でしたけど、大丈夫でした。ホッとしています」。公式会見の常連となった。ただ、いつも感心することがある。成績にかかわらず、いつも楽しそうに対応していることだ。

 それも、自身が長い間、不振に苦しんだパッティングについても赤裸々に語っている。ただし、客観的に。感情のコントロールが巧みだ。試練を脱し、結果を残すたびに自信へつながる。好調が持続するのはそんな要因があるのだろう。

 「今大会は、ジュニアの頃から推薦をいただき、また主催者推薦予選会などを通って出場してきました。思い入れが強い。ハイスコアが出るコースですし、ピンを狙っていきたいです」と話した。一方で、用具契約をするスポンサーの試合でもある。「去年まで1Wの飛距離は平均230ヤード台。それが平均で、今年は240ヤード台になった。クラブのおかげもあるけど、スイングを変えたことで効率よく、ボールを飛ばすことができます」。

 ところで、プロゴルファーにとって、もっとも難しいといわれている通算2勝目を果たし、どんな変化を感じているのだろうか。「ニュースなど、映像を拝見しました。客観的にみて、まるで別人のよう。今年ははやい段階で1勝できた。また、優勝争いをもう1回…」といい、「前週もそうでしたけど、雨が多いせいかもしれないけど、すごく眠い。夜もすぐ寝てしまう。睡眠をとることが趣味のようになってきた」と笑っていた。良い眠りが勝負で集中力を支えているのだろう。果報は寝て-準備を整えるもの。気負いがない。今月は5試合のスケジュールで、今回が4試合目。しょうぶの5月は、まだまだ続く。

(メディア管理部 中山 亜子)

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