2015.2.16
第三回 日本プロゴルフ殿堂入り式典
岡本綾子が日本プロゴルフ殿堂入り
日本ゴルフ界に偉大な功績を残したプロゴルファーを称える「第三回 日本プロゴルフ殿堂入り式典」が2月16日(月)、東京・日本橋三越で行われ、LPGAからは、岡本綾子が顕彰された。
岡本綾子はプレーヤー部門での殿堂入り。1975年に初勝利を飾り、1981年には年間8勝を挙げて賞金女王に輝いた。1982年、アリゾナ・コパー・クラシックで米女子ツアー初勝利を飾り、翌83年から同ツアーを主戦場とする。1987年には米女子ツアーで年間4勝を挙げて外国人選手として史上初めて賞金女王に輝いた。優勝数は国内44、海外18の計62勝。2005年には世界ゴルフ殿堂入りを果たすなど、これまでの偉業を評価されての殿堂入りとなった。
岡本本人はこの日の式典には欠席となったが、「この度、日本プロゴルフ殿堂に迎えられるという栄誉を賜ることになり、身に余る光栄を感じています。ゴルフを通じて出会うことのできた友人、知人、仕事でお世話になった関係各位に加え、温かい声援で後押しして下さったファンの方々。わたしは、数えきれないほどたくさんの皆様に支えられて、ゴルフに打ち込んでくることができました。晴れがましい今日のこの日を迎えることができたのは、その証しだと確信しております。お力を頂いたすべての皆様に、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います」」と、喜びのコメントを寄せた。
【日本プロゴルフ殿堂とは】
日本のプロゴルフ界に偉大な功績を残し、多くの人々に感動を与えた先人に対して感謝と敬意を表するために設立された。これまでに、LPGA初代会長の中村寅吉氏を含む14名の"レジェンド"が殿堂入りを果たしている。