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2021.6.14

笹生優花リモート会見 美しい人生を語る

<写真:本人提供>

 ロレックス ランキング1位へ向けて、さらなるステップを。今年の全米女子オープンチャンピオン、笹生優花が14日、滞在先の米カリフォルニア州からリモート会見を行った。「少しずつ、優勝した実感がわいてきた。この1週間、ゴルフ以外にインタビューなど、いろいろなことがあり、とても忙しい。でも、次の試合が近づいてきた。そのために、練習を行って居る」という。次戦は24日に開幕する全米女子プロ選手権(ジョージア州ジョンズクリーク)へ出場する。

 現地は夜、ちなみに焼き肉店で夕食の途中だった。時間が迫ると、移動して車中で優勝カップを抱きかかえての、インタビュー。このあたりのサービス精神もうれしい。気になるのは全米女子プロ後のスケジュールだろう。凱旋帰国はいつ-。ところが、「まったく決まっていない」という。

 「帰国してから、コロナの隔離などいろいろある。それからアメリカでの予定をどうするかなど、付随するいろいろなことが多すぎて、なかなか決まりません」。うれしいサプライズはさまざまな選択肢を提供している。20日は、20歳の誕生日。「20歳になりたくない。19歳でいたいです」という。というのは、「20歳になったら、時間が速くなると聞いている。ここまで、本当に楽しく過ごしてきたからです」と笑顔で語った。

 また、改めて目標を、「これまでと変わりはありません。世界ランキング1位になるとこです。現在、9位になったけど、まだ目標へ近づいたとは思えない。ゴルフ人生は続きますから、結果を急ぎません」。自身の哲学を再確認する。

 一方、JLPGA会長・小林浩美が祝福のメッセージをおくった。「全米女子オープンという最古の大会で優勝することは、世界中の女子ゴルファーの夢。おめでとうございます。多彩なアプローチ、まるでベテランのような攻め方…。努力の賜物です。敬意を表します。これからもうれしいニュースをたくさん届けてください」。

 それを受けて、笹生は背筋をピンと伸ばした。「JLPGAツアーで、多くの経験をしてきました。絞ったフェアウエイ、第2打の精度を磨くことなど、様々なセッティングでたくさんの勉強ができる。本当にありがとうございます」と感謝を表す。

 8歳でゴルフと出会って、スタートした美しい人生を飛びきりの笑顔で表現した。

(メディア管理部・中山 亜子)

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