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2021.6.17

ミセスになった上田桃子『優先順位No.1はゴルフ』

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ニチレイレディス 袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)

 祝福のシャワーを浴びている。上田桃子は15日、入籍と誕生日を同時に済ませた。おめでたいことが、ふたつも重なる幸せの絶頂にありながら、この日の会見では慎重に言葉を選んだ。「うれしいです。特別な大会になりそう。(ニチレイさんから)いただいた花束も本当にありがたいです」と、少し照れながら感謝を言い表した。

 ただし、オンとオフをすぐさま切り替えるところが、いかにもこの人らしい。「私の優先順位ナンバーワンはゴルフ。情熱と体のバランスを考えながら、常に取り組んでいる。毎年、これが最後-そんな完全燃焼ができるように臨んできた。まだまだ、やれます」とブレない心情を語った。その上で今回、ダブルのお祝いについて、「アスリートとして、女性としても幸せになる姿を。いい姿をお見せしたいと思っています。年齢がきたからやめることはない。どこまで納得いくことができるか。どういう形で終わりたいか。すべては流れに身を任せたい」とも。キャリアを重ねる女性のロールモデルらしい格好良さは相変わらずだ。

 それだけに、今大会はきっちりと結果を残したい。そんな気持ちがわかる。ましてや、ここ2週間は、首痛などの要因で不本意なことが多い。「体の痛みなどがあったけど、もう心配ありません。前週末は思い通りの練習ができた。いい準備をしてきましたよ」と不安一掃をアピール。そして、高い技術が求められるコースは、「大歓迎です。チャンスがある。最近、スコアが出る大会が多いけど、今大会は例年、そこまでスコアが伸びていない。私には合っている」と狙いを定めた。

 この日は、黒×白というモノトーンのウェアをチョイス。シャープなイメージを際立たせ、より闘志がみなぎっている印象が伝わってくる。最強のジューンブライドになるために、運命を切り開く決意表明。ミセスになって、より存在感が増した。

(メディア管理部・中山 亜子)

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