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2021.6.20

上田桃子 ミセス第1戦を語る

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ニチレイレディス 袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)最終日

 最終日、さわやかなグリーンのウェアが印象的だった。「上田桃子がメーカーとコラボした、限定ポロシャツ。来週は、他の選手が着るかもしれない。だから、私がお先に…」となった。それほど、この日にかけた証である。

 ミセスになった第1戦は通算6アンダー、10位タイ。「第1日からいいスタートを切れた。優勝争いへ加わりたかった、というのが本音ですね。もっと、上位で戦えたような気がしている」というのは、「前半からスコアを伸ばす、と気合を入れていた。1番からバーディーチャンス。でも、決めきれない。なかなか波に乗れなかった」と振り返る。悔しそうだった。

 というのは、やはり心機一転の試合だからか。「いままで、プライベートがゴルフへ影響したことはなかった。でも、今回ばかりは結果が求められる、とちょっと意識を…。逆に気を遣わせる結果だったらイヤだなぁ。開幕前はそんな感じでした」。なぜなら、結婚して成績が下がったなど-珍しく一般の視線を気にしたのかもしれない。ただし、試合中はいつものアグレッシブな桃子さん。「(目前のプレーに集中する)そういうタイプだと再認識できた。雑念がなくなり、ホッとしているところです」と苦笑している。

 次週は大一番。「久々に母が観戦することになっている。また、ギャラリーの皆さんの前でプレーができることがうれしい。今回、良いイメージをもって終わることができた。ちょっと悔しいけど、その分はアースで」と予告した。ミスでも、ミセスでも「優先順位はゴルフがナンバーワン」宣言を貫いていることが頼もしい。

(メディア管理部・中山 亜子)

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