2021.7.10
一気に首位 若林舞衣子、66はノーボギーの妙技
<Photo:Toru Hanai/Getty Images>
JLPGA ツアー2020-21シーズン第33戦『ニッポンハムレディスクラシック』(賞金総額1億円・優勝賞金1,800万円)大会第3日が10日、北海道苫小牧市・桂ゴルフ倶楽部(6,763ヤード/パー72)で行われた。若林舞衣子がこの日のベストスコア66をマーク。通算11アンダーで単独首位へ浮上した。2打差の通算9アンダー、2位は堀琴音。3位タイの通算7アンダーで高橋彩華、西村優菜が続いている。東京オリンピック代表・稲見萌寧は通算2アンダーの20位タイ。
(天候:曇り 気温:19.8℃ 風速:7.6m/s)
《グリーン=スティンプ:11 1/2フィート コンパクション:24mm》
若林舞衣子が66をマーク。通算11アンダーと一気にスコアを伸ばした。6バーディー、ノーボギーのラウンドに、「久々の100点」とボルテージが上がる。
好調を引き寄せたのは、やはり精神面。「出産を体験してから、怖いものがない」と満足そうに語った。なるほど、その言葉通りの堂々たるプレーの数々。力強さを感じた。前半で、4バーディーと勢いを味方に。印象に残ったのは5番だ。グリーンエッジから10メートル以上の鮮やかなバーディー奪取。後半に入っても、12番が5メートル、14番でも6メートルと、ミドルパットを楽々とカップインさせている。
「今大会、パッティングは第1日から調子がいい」と前置きし、1Wの話題に移った。「今回から新しい1Wを使っています。モデルやシャフトは同じでも、ロフトが10.5度から、9度に。ランが多くなった。でも、試合で初めて使ったせいか、きのうまでは精度がいまひとつ。きょうはだいぶ慣れて、フェアウエイから第2、第3打でグリーンを狙うことができた。これが一番の要因でしょう」と振り返っている。
一方で、産休中から取り組んできたスイング改造も、ピタリと板についてきた。「わかりやすくいうと、クラブを立てた状態で下ろす。以前は、クラブを寝かしていた。片手打ち、ハーフショットなどから、じっくりと矯正しながら取り組んだ」と、確かな手応えを感じている。さらに、「飛距離をアップさせたい。その一心です。また、マネジメントで迷わない。出産前は、ちょっとビビリながら打ったこともあったけど、きょうも自信を持ってショットができた」と加えた。
スイングの力強さは一目瞭然。そして、「主人や姉のサポートがあればこそ、こうして試合へ出場できます。恩返しをするとしたら、やはり結果が一番でしょう。家族へ優勝をプレゼントしたい」と最終日へ向け、意気込みを語っている。この日は四万六千日とはいえ、北海道は小雨の天候で肌寒かった。しかし、魂を込めた毎ショットが本当に熱い。17年、アクサレディス以来の優勝へ向け、母は強い-というメッセージを発信し続けている。
(メディア管理部・鈴木 孝之)
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