2021.8.5
メダルを狙う-稲見萌寧6位Tへ浮上 畑岡11位T
<Photo:Chris Trotman/Getty images>
東京オリンピックの女子ゴルフ競技第2日が5日、埼玉・霞ヶ関カンツリー倶楽部(6648ヤード・パー71)で行われた。16位タイスタートの稲見萌寧が1イーグル、5バーディー、1ボギーの65をマーク。通算7アンダーでメダルを狙える6位タイへ、ジャンプアップした。畑岡奈紗も4バーディー、1ボギーの内容で通算4アンダー、11位タイと上昇。世界ランキング1位のネリー・コルダ(米国)が通算13アンダーで首位に立った。4打差の9アンダー、2位タイはナナ・マドセン(デンマーク)、アディティ・アショク(インド)、エミリー・ペデルセン(デンマーク)がつけている。
現役引退を表明したフォンシャンシャン(中国)は64で通算4アンダー、11位タイ。オリンピック連覇を目指す朴仁妃(韓国)は通算3アンダー、24位タイからチャージを期す。フィリピン代表・笹生優花は通算イーブンパーへスコアを戻し、決勝ラウンドに賭けている。
ネリー・コルダ(1位:-13)
「あしたもいつも通りプレーするだけです。オリンピックだからといって、特別なことは何もありません。きょうは本当に良くスコアを伸ばせました。暑かったですが、集中してプレーできていた。特に、ロングパットがうまく打てていました。最後、18番はダボでしたが、それがゴルフというものであり、良く起こること。いいダボでした」
稲見萌寧(6位タイ:-7)
「あすも少しでもスコアを伸ばして、上位で戦いたい。きょうは悪いショットが少なかったし、パッティングが入った。全体的に良かったですね。ティイングエリアが前になり、1オンを狙えるホールもあり、攻めていけた。(イーグルは)うまくいきました。アプローチも狙い通りでしたね。入ってよかった。(トップ10へ浮上)メダルのことは気にしていません。それよりも、自分のスコアをひとつでもいいから伸ばしたい」
畑岡奈紗(11位タイ:-4)
「フェアウェイから打たないとチャンスがつくれない。ティーショットでフェアウェイキープすることを大事にしたい。台風も来ているので3日間になる可能性もあり、きょうは絶対に伸ばしたかった。あと2日あると信じて、あすこそ伸ばしていきたい。(今日は)パー4では距離が前になってチャンスホールがたくさんあったが、3つだけで終わってしまって残念です。後半は、ティーショットが左右にぶれてしまい、チャンスが少なかった。チャンスについたところも、難しいラインが残って決めきれなかった」
笹生優花(34位タイ:0)
「きのうよりパッティングが入った。3アンダーでうれしい。いいゴルフができました。ティーショットがフェアウェイに残っていたし、セカンドもいい位置についた。もう少し、いいスコアであがれるようにがんばりたい」
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