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2021.8.19

早くも冬支度 小祝さくら、一石二鳥を狙う

CAT Ladies2021 大箱根カントリークラブ(神奈川県)

 一喜一憂するのは、シーズンが終わってから。小祝さくらは今週もマイペースで調整を続けた。「(前週に)優勝した感じがしません。いい調子をそのままキープしているかといわれると、あまり自信がありません。だから、今回は今回です」。達観した様子は経験を重ねた、ベテラン選手のよう。これもまた好調長続きする秘訣のようだ。

 NEC軽井沢72ゴルフで約5か月ぶりに優勝を飾った。今回も勢いを味方につければ今年4月、賞金ランキング2位の稲見萌寧がヤマハレディース→富士フィルム・スタジオアリス女子オープンで達成した、JLPGAツアー43回目の2週連続Vである。「もちろん、できたら最高の気分」。サラリとかわして他人事のようだ。

 ただし、「今週は優勝の副賞が欲しいです。CATミニ油圧ショベルは、雪かきにちょうどいい。私の実家は毎年、雪かきしないと車が出せないくらいです。本当、あったらいいです」と、コース内へ展示されている優れモノに思いをはせた。今大会は過去2度の出場。ところが、ともに予選落ちを喫した。

 相性がいいとはいえないものの、「9番と18番が入れ替わっている。13番もパー4になった。コースのレイアウトなど、かなり変わった印象です」とプラス材料へ転化。気構えひとつで、苦手意識など吹き飛ばしてしまった。作戦はこれまでのように、「予選通過をする。第1日、出遅れないようにします」と心へ刻み付ける。冬が来る前に-支度を整える。

(メディア管理部・中山 亜子)

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