2021.9.2
小祝さくら ハイスコアの戦いへ、いざ-
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
JLPGA ツアー2020-21シーズン第40戦『ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント』(賞金総額6,000万円・優勝賞金1,080万円)が9月3日、三重県四日市市・ゴルフ5カントリー四日市コース(6,563ヤード/パー72)で開幕する。2日は指定練習日、公式会見が行われた。
コロナ禍で異例のことづくし。小祝さくらは、同一シーズンでありながら今大会はディフェンディングチャンピオンとして迎える。7月、自身初の前年優勝者として挑んだGMO&サマンサカップでは、今年初の予選落ちに終わった。それだけに、今回に賭ける意気込みが違う。直接、言葉にはしないものの、「ショットは悪くない。パッティングしだいでしょう」と静かに切りだした。
現在、賞金ランキング1位。第1日は猛追する、稲見萌寧とのペアリングだ。「毎週、試合がある。ランキングはこれからも変動するでしょう。特に、気にはしていない。あすは、普段通りのプレーを心がける」という。3月のTポイント×ENEOSで優勝。賞金ランキング首位に立って、22週にわたってトップを続ける。迫られたら突き放す。実にしぶとい。
練習ラウンドは、インの9ホールを入念にチェックした。もちろん、最終日の優勝争いを想定しながら。「ラフが長いホールがいくつかある。また、各ホールでラフの長さが違う」と警戒した。一方、「今回はスコアの伸ばしあいになるでしょう。1日、7アンダーぐらいを出す選手がいると思う。あくまで天候しだいですけど」と、先手必勝を匂わせている。
また、成績が上がれば露出が増える。プロゴルファーといえども人気商売。たとえば、日々のSNS更新も大切な仕事だ。ファンが楽しみに待っている。ただし、本音は、「できれば、インスタグラムはやめたいです。自分の写真を載せるのがあまり好きではないから…」と話した。しかし、改めてメディアのパワーを再認識することも。「CMに出たら、フォロワーが急に上がります。テレビの影響力は本当にすごい」と驚いていた。大会期間中は、ほぼ各日、会見の依頼が舞い込む。あすもまた、よろしくお願いいたします。
(メディア管理部・鈴木 孝之)
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