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2021.10.2

3週連続Vへ前進 西村優菜が63で一気に首位

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGA ツアー2020-21シーズン公式競技『日本女子オープンゴルフ選手権』(賞金総額1億5,000万円・優勝賞金3,000万円)第2ラウンドが10月2日、栃木県那須烏山市・烏山城カントリークラブ(6,550ヤード/パー71)で行われた。台風一過の秋晴れ。史上3人目の3週連続優勝へ挑戦中の西村優菜が、勢いをそのままに8バーディー、ノーボギーの63をマークし、通算9アンダーで一気に首位へ立った。2打差の通算7アンダー、2位タイは西郷真央、勝みなみ、上田桃子が追う。他の注目選手では稲見萌寧が通算1アンダー、21位タイ。渋野日向子は通算1オーバー、33位タイ、ディフェンディングチャンピオンの原英莉花は通算2オーバー、45位タイへ後退した。
(天候:晴れ 気温:28.1℃ 風速:2.9m/s)
《グリーン=スティンプ:10フィート コンパクション:22mm》

西村 優菜(1位:-9)

――ナイスラウンドでした。
「すごくいいプレーができた。第1日はショットの調子がいまひとつ。それと、5年前に挑戦したこのコースがすごく難しかったので、そんな記憶から守りに徹しすぎたのかもしれない。きょうは、きのうの雨でグリーンが柔らかくなっている。とにかく、攻めるプレーを心がけた」

――ピンチは。
 「パー3の8番が危なかった。奥のバンカーから2メートルへ寄せて、下りのスライスラインでパーセーブ。きょうのターニングポイントだったと思う」

――5年前、このコースでアマチュア6位だったが。
 「当時はフェアウエイをキープして、アプローチを寄せて、ホールアウトしたら6位-そんな印象。ショットを曲げたらどうしようなど、そんなことは考えていなかった。そういったことを振り返ると、5年間でショット力はもちろん、グリーンまわりのプレーが上達したように感じます。自信をもってプレーしていることがきょうは特に良かった」

――首位へ立ち、3週連続Vが見えてきた。
 「2週連続で優勝ができて、とても良い状態だと思います。今のところ、(3週連続優勝は)意識をしていない。それというのも、セッティングがとても難しく、欲が出てこないことがプラスに働いているのかもしれない。ただ、公式競技のタイトルは特別。うまくここへ向けて調整ができたことがうれしい」

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