2021.10.14
ホステス古江彩佳 抜群の相性に好感触
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
JLPGA ツアー2020-21シーズン第46戦『富士通レディース 2021』(賞金総額1億円・優勝賞金1,800万円)が10月15日、千葉県千葉市・東急セブンハンドレッドクラブ(6,679ヤード/パー72)で開幕する。14日は指定練習日。また公式会見が行われた。
小春日和。雨上がり、最高の1日である。指定練習日のこの日、古江彩佳から熱気が帯びていた。ホステスプロとして迎える、2度目の大会。「上位で争って盛り上げたい。毎日、アンダーパーを目指して頑張ります」。気迫がみなぎっていた。
最終調整はインの9ホールを入念にチェックした。「グリーンがきれい。思ったラインに打って、バーディーをたくさん獲りたい」と言葉が弾んだ。一方で、「1番難しいのは18番。パーオンするのも大変です。確実に、パーセーブを心がけます」。13年から、難度1位の名物ホールをより警戒した。
昨年、大王製紙エリエールレディスから優勝から遠ざかっている。「安定性では、以前と比べたら悪くなっている」と、ここまでのシーズンを振り返った。とはいうものの、19年の今大会、アマチュアながら並みいる強豪を抑え、JLPGAツアー優勝。昨年、最終日に66をマークし、2位タイにくい込んだ相性の良さがプラスアルファを引き出したくれるだろう。「(グリーンで)ボールがいい転がりをしています」。多くは語らなかったものの、自らを奮い立たせた。
(メディア管理部・鈴木 孝之)
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