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2013.10.23

京都レディースオープン 1日目

 2013年LPGAステップ・アップ・ツアー最終戦『京都レディースオープン』(賞金総額1,500万円/優勝賞金270万円)の大会1日目が、京都府城陽市の城陽カントリー倶楽部 東コース(6,307ヤード/パー72)で開催された。

 朝からあいにくの雨模様だったが、最終戦にふさわしく今季ステップ・アップ・ツアーで活躍したベテラン、若手が上位を占めた。そんな中、今季活躍をみせた選手を抑えて3アンダーで首位に立ったのは、後半だけでスコアを4つ伸ばした新坂上ゆう子。1打差の2位タイには、『エディオンレディースカップ』で優勝した大和笑莉奈、『ラシンク・ニンジニア/RKBレディース』で、プレーオフの末惜しくも敗れた川原由維、『山陽新聞レディースカップ』でベストルーキー賞に輝いた田口晴菜、ステップ・アップ・ツアーで2勝を上げている永田あおいが入った。(天候:雨、気温:18.7℃、風速:2.2メートル)

 「不安材料はたくさんあったけど、アプローチ、パターが大活躍してくれた」と得意クラブのパターでスコアを伸ばした新坂上ゆう子。「12番は30ヤードがチップインして、16番もカラーから入りました。ドライバーが得意クラブって言われがちなんですけど、得意クラブはパターですから(笑)。今日はそれが発揮出来た」と終始笑顔で話してくれた。「雨が降ってもすごくメンテナンスされているし、ここはアンジュレーションがスゴイ。小さいコブがいっぱいあって、今日はそれを見つけることが出来たから、ラインにも乗せることができた」と好調のパットを振り返った。

  しかし、「出球が左に出る」とショットには不安を抱えており、ラウンド中は「どうやったら右に行くか」だけを考えていたという。「手を使わないで、左にクルンと身体をまわすと後から手がついてくる。実際打つとまだ左に行くんだけど、後輩やメーカーさんに見てもらってだいぶ(理想に)近づいている。肩を手術したので、故障しないためにそうしています。芯に当てて感触のいい球を打ちたいね」と改造中のフォームについて語ってくれた。「京都は落ち着くし、雰囲気がいい。明日は自分のやりたいスイングとパターを落ち着いてやりたい。最後ですから」と、有終の美を狙いにいく。

川原由維(2位タイ:-2)
「イーグルは今年試合では初めて。“めっちゃラッキー”と思ってたら次のホールでティーショットOB打っちゃって…。ちょっと調子に乗って簡単に打っちゃった(苦笑)。最初(ラシンク・ニンジニア/RKBレディース)惜しかったから最後は締めたいです」。

永田あおい(2位タイ:-2)
「昨年のQTですごく悔しい思いをしたので、“絶対負けない”って想いで来ました。今日は落ち着いて出来たのでうれしかったです。京都は大好きです。清水寺は5回ぐらい、金閣寺も何回も行ってるし、有名どころはすべて観光しています(笑)。明日は自分にプレッシャーをかけずにいきたいです」。

大和笑莉奈(2位タイ:-2)
「首が痛くて気になっていたんですが、何とかかんとかリカバリー出来ました。(イーグルは)ショット的にはナイスショットでしたが、入るとは思わなかった。(明日は)耐えて耐えて、しっかりパーセーブしていくようなゴルフをしていきたい」。

田口晴菜(2位タイ:-2)
「ティーショットがあんまり良くなくて、もったいないボギーも2つあった。もうちょっと頑張りたかったです。気持ちの切り替えは早いんで、そこを持ち味に明日も頑張りたい。雨のゴルフは結構好きなんで、明日は攻めていきたいです」。

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